第135回 良く噛むことの大切さ

先日、ある若手弁護士さんと食事をする機会がありました。その時に一番驚いたことは、「食べるスピードがとても速い」ということでした。

そこで、その方に「体調はいかがですか。色々と不調なところはありませんか」と尋ねました。すると案の定、不眠や胃の不調など、色々な健康上の悩みを抱えているとのことでした。

そこで私は、「健康を回復するのに、一番簡単で誰にでもできることがありますよ。それは、食物を口に入れたら一旦箸を置いて、30回以上噛んでから飲み込むことです。」とお教えしました。その方はとても仕事が忙しく、昼食などを充分噛むことなく、5分から10分で食べているとのことでした。

食物を良く噛むと、唾液に含まれる成長ホルモンの一種、パロチンの分泌量が増えます。パロチンは、体の組織を修復する手助けをしたり、重要な役目をします。また、唾液にはEGF(上皮成長因子)というあらゆる細胞の増殖に関係するホルモンが含まれます。つまり、何回も噛んで食事をする人は、そのようなホルモンをしっかり分泌させつつ、胃や腸の消化吸収にも負担をかけない習慣を身につけていると言えます。

塾の仕事や、毎日忙しい仕事に携わっている人は、とかく食事時間が短くなりがちです。心当たりがおありの方は、今日の夕飯から「食物を口に入れたら一旦箸を置き、1口30回は噛んでから飲み込む」という事を試してみてはいかがでしょうか。

第134回 「鳥貴族」経営のすごさ

ある経営情報レポートで、280円均一 焼き鳥専門店「鳥貴族」の経営方法について知りました。そして、その手法に驚きました。

私は家内の手料理ばかりを食べているので、ほとんど外食をしません。ですから、普通、チェーンの居酒屋などにはほとんど行くことがありません。また、出張の時は地元の居酒屋などに入り、その地の魚などを食べることを楽しんでいます。チェーンの居酒屋は、どちらかというと外国産の食材などの利用が多いように感じ、足が遠のいていました。

しかし、「鳥貴族」の経営内容を知って、何かのきっかけがあったら利用してみたいと思いました。
「鳥貴族」は、この5年間で売上高は3倍、営業利益は10倍以上伸ばしているそうです。その経営法のコツは、「やらないことを決める」ことと、「原価率の高さ」のようです。私が居酒屋に行って、あまりいい気持ちがしないことの一つとして、「お通しが勝手に出てきて、それも別途料金が必要である」ということがあります。「なぜ、頼んでもいないものが出てきて、それを食べさせられるのか」と感じます。

「鳥貴族」では、「お通し」は出ず、その代わり、注文したらすぐに出てくる「スピードメニュー」というものがあるそうです。私はそのシステムに「なるほど!」と感心しました。ビールとともに、自分の食べたい一品がすぐに出てくるシステムというのは、とても理にかなっています。そんな細かい所にも目を配っているということにも、その経営法のすばらしさを感じました。

また、普通の居酒屋さんなら、生ビール(中)が一杯400~500円程度ですが、「鳥貴族」ならそれも全て280円だそうです。それは、酒呑みの側からすればとても魅力的です。その価格設定は原価率を押し上げるので、「鳥貴族」からすると大変だと思いますが、お客の心をよく掴んだ値段設定だと感じます。更に、看板メニューの焼き鳥は、一般の居酒屋の原価率を度外視して、どれもジャンボサイズで国産の新鮮な鶏だけを使って、差別化しているようです。

このように、世の中の居酒屋の常識を覆し、自分たち独自の哲学を貫いていると感じられる「鳥貴族」にとても興味を覚えました。

第133回 家の小さな庭の話

私の家の小さな庭の花や野菜もぐんぐんと成長してきました。私の庭の畑はあまり日当たりや風通しが良くないので、葉っぱ類を中心に植えています。
(写真はこちら:http://www.tsumugi.ne.jp/photo/yomoyama/170522-2.html

そして、家では食べきれないほど野菜が増えた場合には、社員に配って食べてもらうようにしています。無農薬の朝採り野菜ですから、美味しくて新鮮で好評です。

さて、私のお気に入りの植物はナスタチウムです。
(写真はこちら:http://www.tsumugi.ne.jp/photo/yomoyama/170522-1.html)
この植物は、花壇に植える花としても楽しめますが、葉も花も食べられる、「イータブルフラワー」としても有名です。

葉は、里芋の葉と似て、傘のようになっています。見た目がとてもかわいらしく、食べてもピリッとして美味しいです。また、花はカラフルで目を楽しませてくれます。夕食の時、ミックスサラダの上にナスタチウムの葉と花を載せてサーブすると、高級レストランで出されるサラダのような雰囲気で楽しめます。

ナスタチウムの栽培はとても簡単で、プランターでも充分育てられます。また、ぐんぐん成長するので、毎日食べることができます。ご興味のある方は、ナスタチウムのプランター栽培に挑戦されてはいかがでしょうか。

第132回 認知症や意識障害への理解

先日、上田脳神経外科 院長 上田孝先生が講演した内容のダイジェスト文を読みました。それにより、ようやく認知症や意識障害がどういうものか、よく分かりました。また、どうしたら認知症や意識障害にかからずに済むかということも理解できました。

まず、「意識」とは何でしょう?先生は、「意識とは真っ暗闇の中を照らすサーチライトだ」と説きます。闇の中で、目指す目標にパチッとサーチライトを当てるには、2つの条件があります。1つは、サーチライトをきちんと狙いすました所に当てられるということです。もう1つは、そのサーチライトに充分な光量があるということです。

その「意識」障害とは、どのような状態かを理解する適切な例があります。それは、お酒を呑みすぎて酔っ払った状態です。お酒を呑みすぎてしまうと、足取りが危なっかしく、ろれつもよく回りません。また、次の日には前日のことをよく覚えていません。私はお酒が好きで、昔はよくそんな風になるまでお酒を呑んでいたので、その状態がとてもよく分かります。
認知症や意識障害にかかった人は、絶えずそのような状態になっていると考えると、その症状をほぼ理解できました。

では、認知症や意識障害にならないようにするには、日常どのようなことに心掛けていったらいいのでしょうか。

歳を取ると、全身の血の巡りが悪くなり、それが心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。認知症や意識障害も、脳内の血流不足が原因で起こるとのことで、とても合点がいきました。それが分かると、「誰でも手軽にできる脳を活性化させる方法」が理解出来ます。その1つとして、手をグーパーグーパーすることです。それをするだけで、普段は流れが悪い部分の脳の血流が10%良くなるそうです。また、目を左右に動かしたり、垂直に動かしたりするのも良いようです。そうすると、脳の前頭葉の血流が良くなるため、脳のサーチライトが狙いすました所に充分な光量で当てられるようになるとのことです。

世の中には、運動もせず、一日中テレビの前に座っている年輩の人もいると聞きますが、そのような人は、認知症や意識障害になりやすいのかもしれません。歳を取っても、こまめに料理をしたり、庭いじりをしたり、よく体を動かすことを心掛けるのが大切なようです。
お手玉遊びなども、お手玉を追って目を上下に動かすので、前頭葉の血流が良くなり、とても効果があるようです。