第143回 腸を守る大切さ

私は先日、何年ぶりかにお腹を壊してしまいました。原因は、冷たいものの摂りすぎのようです。体の中で、腸はとても大切な臓器です。腸の専門家の本を読むと、「熱中症は体の表面の体温は上がるが、体内は冷えて悪寒がする。よって、治療法としては、体の表面を冷やしながら朝鮮ニンジンなどの体内を温めるものを摂るとよい」と書いてありました。

確かに、昔の農家の人たちは、暑い夏に農作業をするときでも、熱いお茶を持って行きました。そこで私も、暑いからといって冷たいものを摂るのをやめ、あたたかい白湯を飲むようにしたところ、かえって体調が良くなりました。

また最近は、森永乳業が7年の歳月をかけて開発した「シールド乳酸菌M-1」が人気なようです。この「シールド乳酸菌M-1」は、ヨーグルトなどに入っている「生菌体」ではなく、加熱殺菌された菌ですが、生死とは関係なく効果を発揮するそうです。特にウイルス感染を防ぐ(シールドする)のに有効だそうです。

この菌は、永谷園の「1杯にシールド乳酸菌100億個みそ汁」にも利用され、人気を博しているそうです。腸内フローラを健全に保つことが、健康の基本ですから、私もこのことを知り、「シールド乳酸菌M-1」を試してみたくなりました。

第142回 『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』

先日、上記の本を読みました。というのも、94歳になった母は、最後に誤嚥性肺炎になりかかって入院し、それがきっかけで亡くなってしまったからです。食べ物がうっかり肺に入り、それがもとで肺炎になってしまう誤嚥性肺炎は、本当に怖い病気だと思います。

人間も動物も、食べられなくなったら死に近くなるといいます。母も、最後は食物を飲み込む力が弱くなり、やっとの思いで食事を食べていました。飲み込む力が弱るのは、致し方のないことだと思っていましたが、この本では、その力は鍛えることができると書いてあり、とても驚きました。

その本によると、人は40代、50代の頃から飲み込む力が衰えてくるそうです。例えば、皆様にはこんなサインがないでしょうか。
・食事中にむせたりせきこむことが多い。
・しょっちゅう咳払いしている。
・以前より声が小さくなった。
・薬やサプリメントなど、大きめの錠剤を飲みにくく感じるようになった。
これらは皆、「飲み込む力の低下のサイン」だそうです。

飲み込む力は、発声機能と密接に関連しています。大きな声でしゃべったり、歌ったり、笑ったりすると、のど仏が盛んに上下します。この動きを頻繁にすると、のどの筋肉が鍛えられるそうです。ですから、「カラオケ」「おしゃべり」「笑い」はとてもいいようです。

こうしてみると、一人暮らしの老人などで、人とのおしゃべりや笑うこともせず、テレビばかり見ている人などは、どんどんと誤嚥性肺炎にかかりやすくなっているのかもしれません。では、飲み込む力を鍛えるにはどうしたらいいのでしょうか。

まずは小まめに歩く習慣をつけ、体を鍛え、基礎体力をつけることだそうです。また、口を横に広げて「イィー」と言ったり、サランラップの筒に丸めた新聞紙を詰め、吹き矢のようにして遊ぶことも、飲み込む力を高めるのに有効だそうです。

もし皆さんのお近くの人で、飲み込む力の低下の疑いがある方がいたら、是非、以上の事を心掛けるよう勧められたらどうでしょうか。

第141回 平衡感覚を鍛える

多くの人にとって、健康管理は大切な問題なので、私のブログの内容について「とても参考になる」と感謝の言葉も多くいただいております。そのようなお言葉をいただくと、「少しでも役に立っているようで良かった」と、うれしく思っています。

さて今回は、加齢と平衡感覚についてお話ししたいと思います。

年齢がいき、また運動不足などがたたると、耳の奥にある三半規管などの平衡感覚器が鈍ってきます。すると、片足立ちが数秒しかできなかったり、転びやすいなどの問題が生じます。

転んで骨折などをしてしまうと、寝たきりになってしまう恐れもあるため、平衡感覚器のトレーニングも大切です。「最近よろけやすくなった」「ゴルフの斜面打ちでダフりやトップが多くなった。また、パターが下手になった」などの現象も、平衡感覚器の衰えからきている場合が往々にしてあります。

私自身も、庭いじりなどの際にバランスを崩しそうになったりするので、気をつけています。そのような場合は、平衡感覚器を鍛えるための道具である、バランスボードを使うと有効です。それは、直径40㎝ほどの円盤状をしたコマのような運動器具で、値段は3千円程です。

私は毎朝3分間はそれにのり、平衡感覚器を鍛えています。最初は5秒もしないうちにバランスを崩していましたが、毎日のり続けていると、3ヶ月たった今では、3分間でもじっとしてのっていられます。これは、平衡感覚器の感度が高まったことがあるでしょう。また、平衡を保つために働く、体の内部にある細かな筋肉が鍛えられたことによるものだと思います。

このようなことにご興味のある方は、是非、平衡感覚などについて調べてみてはいかがでしょうか。

第140回 果汁入のジュース

世の中には、果汁100%とか20%とかのジュースがよく出回っています。私も、ビジネスホテルの朝食などでそれらのジュースがあると、ついつい「健康のため」などという感じで飲んでいます。

さて、それらは本当に「健康のため」になるのでしょうか。果汁20%のジュースを100ml作るには、20mlの本物の果汁に80mlの水を加えます。しかし、それだけではあまりに水っぽいものとなり、とても飲めたものではありません。

そこで、製造者はガムシロップを入れ、更にクエン酸を0.5g、それにオレンジ香料を加えてよく撹拌して加工します。これで100%果汁入りのジュースと同じような、味と色合いを作り出すことができるのです。

いかがでしょうか。果汁20%のジュースは本物の果汁が20%入っているものの、残り80%は合成甘味料や香料からできている液体です。果たしてこのような液体を飲むことが「健康のため」になるのでしょうか。このようなことを知って、私は食事の時の飲み物は、ごくシンプルに「いつも水」にしようと思いました。